悩む人「NFTの取引でイーサリアムとポリゴンがあるらしいのですが、それぞれの違いって何?どっちがおすすめなの?」
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- イーサリアムとポリゴンの違い
- NFTの取引におすすめな通貨
- イーサリアムとポリゴンのついてよくある質問
この記事を書いているぼくは、実際にNFTの取引を経験していて、イーサリアムとポリゴンについての知識も持っています。なので、記事の信頼性は高いかと思います。
イーサリアムとポリゴンの違い
「Ethereum(イーサリアム)」と「Polygon(ポリゴン)」1番の違いは、手数料の有無です。
そもそもEthereum(イーサリアム)とは?
イーサリアムとは、「スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションプラットフォーム」です。
「あれ?イーサリアムって仮想通貨のことじゃないの…?」と思うかもですが、実はプラットフォームの名称なんですね。
正確には、イーサリアム内で使用される仮想通貨のことを「イーサ(ETH)」と言います。しかし日本では「イーサリアム=イーサ=仮想通貨」の表現が普及しています。
なので、本記事でもややこしくならないように「イーサリアム=仮想通貨」として説明しますよ。
イーサリアムはコインチェックで購入できます
コインチェックは、無料で口座開設できて、初心者にも使いやすい操作性から、アプリのダウンロード数は国内No.1です。
NFTの取引には、必ず暗号資産取引所で口座を開設する必要がありますので、まだしてないよって方は、下記の記事を御覧ください。≫【無料】コインチェックで口座開設する5つの手順|画像つきで解説
Polygon(ポリゴン)とは?
Polygon(ポリゴン)とは、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題を解決するために作られたプロジェクトです。
超わかりやすく説明すると、イーサリアム利用者が多くて問題が出てきたから、互換性をもつポリゴンで処理させようって感じです。
Polygon(ポリゴン)に手数料がかからないのはポリゴンのプロジェクト自体の基幹でもあるわけです。それぞれについて、イメージしやすい画像がありましたので、参考に載せておきますね。
上記の通り。
それぞれの特徴を理解しつつ、2つの通貨を比較してみましょう。
イーサリアムとポリゴンの比較表
項目 | イーサリアム | ポリゴン |
---|---|---|
人口 | 多い | 少ない |
OpenSea取引量 | 多い | 少ない |
商品の価格帯 | 高額商品多い | 少額商品多め |
ガス代(手数料) | 必要 | なし |
最初の出品 | ガス代必要 | ガス代必要なし |
オークション販売 | 可能 | 不可 |
購入者の負担 | 高額なガス代 | ポリゴンへのブリッジ(両替)の手間※ |
処理速度 | 遅い(選択可能) | 速い |
円への交換 | 可能 | 不可 |
上記の通りです。
ポリゴンのメリットは、手数料がかからないこと。
現在(2022年1月)、NFTアートの出品にかかる手数量は、およそ8,000円でした。ポリゴンでは、その手数料がかからないので、初心者向きと言えますね。
しかし、人口や取引量、そして円への換金ができないことから、稼ぎたい人は「イーサリアム」を使うべきだとわかります。
NFTの取引におすすめな通貨
結論ですが、NFTの取引用途によって、おすすめの仮想通貨は変わります。
理由は、「イーサリアム」「ポリゴン」どちらもメリットがあり、それを活かせるタイミングがあるからです。
稼ぐことが目的なら「イーサリアム」
NFTを購入して、資産として保持しつつ、価値が上がったタイミングで売りたい方は、「イーサリアム」での取引がおすすめです。
イーサリアムはポリゴンと比べ、取引額が高い傾向がありますので、オークションなどで、価値のある作品は数千万で落札されることも結構あります。
また、ポリゴンでの取引には、不具合も報告されていますので、やはり収益化にはイーサリアムがおすすめです。
NFTの出品にかかる手数料
参考に、出品時の手数料が上記になります。
時間によって変化しますが、だいたい5,000円〜10,000円くらいですね。
しかし、NFTを出品して売れれば、手数料よりも利益が出ると思いますので、必要経費として払いましょう。
なお、NFTアートの出品方法については下記の記事を参考にしてみてください。
≫【簡単です】NFTアートの売り方|失敗しない3つの手順
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試しに取引したい方は「ポリゴン」
「ちょっと試しに取引したいな。」という方は、ポリゴンでもありです。
理由は、手数料がかからないから。
例えば、「SNSのアイコンを購入したくて、後々売ることは考えてない」こんな方はポリゴンでもOKです。
なお、NFTの取引で使用される通貨については、Openseaでコレクションを作成する際に選択します。詳しい手順は、下記の記事を御覧ください。
仮想通貨ごとの探し方
Openseaでイーサリアム・ポリゴンで取引されている作品については、「フィルター」を使うと便利です。
選択項目の「Chains」をクリックし、目的に応じた通貨を選択しましょう。
まだNFTを購入する準備ができていない方は、NFTアートの買い方を6つの手順で解説|注意点3つ・口コミを見ていただくと、失敗はないかなと思います。
イーサリアムとポリゴンのついてよくある質問
それでは、イーサリアム・ポリゴンについて、よくある質問に答えていきます。
いいえ。初めからイーサリアムでも問題無しです。
実際、ぼくもイーサリアムの取引から始めています。それぞれについては、目的によって使い分ければOKです。
コインチェックで「ビットコイン(BTC)」を購入し、海外取引所にて「Polygon(ポリゴン)」を購入します。
なお、海外取引所は「BINANCE(バイナンス)」が使いやすくておすすめです。
NFT市場の拡大により、ポリゴンも伸びていくことが予想されています。
イーサリアムの問題を解消するために作られたプロジェクトですので、これから更に普及していくでしょう。
大型アップデートにより「スケーラビリティ」の問題が解決されれば、さらに拡大し続けます。
下記が大型アップデートの概要ですね。
ちょっと内容が難しいですが、イーサリアムが進化すると考えればOK。
まとめ:NFTへの参入は今がチャンス!
今回は、Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)について解説しました。
抑えるべきポイントはつぎの通り。
- ①:イーサリアムは市場が大きく稼ぎたい人向き
- ②:ポリゴンは手数料がかからない
- ③:それぞれは目的によって使い分ける
こんな感じですね。
なお、イーサリアムとポリゴンについては、今後も市場が拡大することが予想されてますので、始めるなら今がチャンスです。
この記事を読んだ97%の人は行動しませんが、残り3%の方は下記の記事を参考にチャレンジしてみてくださいね(`・ω・´)ゞ
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