【初心者向け】NFTアートの作り方|手順4つでわかりやすく解説

悩む人「NFTって、どうやって作るのでしょうか?初心者でも簡単に作れるものなのかな?」
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTを作る4つの下準備
- 作品をNFT化する手順
- NFTアートの作成におすすめなアプリ
- 作ったNFTはOpenseaへ出品
この記事を書いているぼくは、実際にNFTアートを取引した経験があります。また、ブログを通して、NFTへのノウハウも溜めているため、記事の信頼担保に繋がるかと。
NFTを作る4つの下準備

つぎの通り。
- その①:暗号資産取引所で口座を開設する
- その②:MetaMaskでウォレットを作成する
- その③:ETHを購入してウォレットに移す
- その④:Openseaでアカウントを作成
その①:暗号資産取引所で口座を開設する

まずは、暗号資産取引所で口座を開設します。
なぜなら、作品をNFTを出品する際に「イーサリアム」という仮想通貨が手数料として必要だからです。なお、日本の取引所では「コインチェック」がおすすめ。
コインチェックは、無料で口座開設できますので、下記の記事を読みながら進めて見ましょう。※画像付きでご説明しています。
≫【無料】コインチェックで口座開設する5つの手順|画像つきで解説
その②:MetaMaskでウォレットを作成する

ウォレットとは、購入した仮想通貨をしまっておくための「お財布」です。
こちらも無料で作成できます。
注意ですが、ウォレットには偽サイトが多く存在していますので、Google Chromeの拡張機能である「MetaMask」がおすすめ。
下記の記事では、信用できるURLを掲載して解説してますので、参考にしてください。≫MetaMask(メタマスク)のアカウント作成方法3Stepで完了
その③:ETHを購入してウォレットに移す
次に、コインチェックで「イーサリアム(ETH)」を購入し、MetaMaskウォレットに移していきます。
この作業で、こんがらがってしまう方がいるかもなので、【コインチェック】入金方法と仮想通貨を買う手順2つを解説を参考にしながら、手順を進めてみてください。
イーサリアムが購入できたら、 MetaMaskのウォレットに移しましょう。≫MetaMaskに仮想通貨を送金する3つの手順と注意点をご紹介
その④:Openseaでアカウントを作成

Openseaとは、世界最大のNFTマーケットプレイスです。
NFTの売買と、作品のNFT化はここで行います。
そのために、まずはアカウントを作成しましょう。
無料でアカウント作成ができますので、下記の記事を読みながら進めてみてください。≫【初心者向け】Open Seaアカウントの作成手順3つを解説
Openseaで作品をNFT化する手順

つぎの通りです。
- 手順①:My Collectionsをクリック
- 手順②:Create a collectionをクリック
- 手順③:コレクション情報を入力
- 手順④:Createをクリックしてアップロード
手順①:My Collectionsをクリック

まずはOpenSea公式サイトを開き、「Create」から「My Collections」をクリックします。
手順②:Create a collectionをクリック

画面が切り替わったら、「Create a collection」をクリックです。
手順③:コレクション情報を入力
次に、コレクション情報を入力していきます。
ポイントとなる入力項目は下記のとおり。
- その①:Percentage fee
- その②:Blockchain
それぞれ説明していきます。
※上記以外の入力項目については、基本簡単なので、説明は省きました。
その①:Percentage fee

「Percentage fee」とは、出品した作品が転売されたときに、その料金の一部をロイヤリティとして受け取れるパーセンテージです。
高すぎてもしょうがないので、よく見かける「10%」がおすすめ。
Percentage feeの入力をすると、その下に「Your payout wallet address」の項目が表示されます。
こちらには、MetaMaskウォレットのアドレスを入力しましょう。※間違ったアドレスを入力してしまうと、料金が振り込まれないので注意です。
その②:Blockchain

続いて、「Blockchain」 の選択をしていきます。
下記の2点から選択可能です。
- Ethereum(イーサリアム)
- Polygon(ポリゴン)
それぞれの違いは、売買にかかる手数料です。「Polygon(ポリゴン)」のほうが、安く取引することができます。
その一方で、Ethereum(イーサリアム)は手数料が結構しますが、取引価格も高額で行われますので、お好きな方を選択してください。
コレクション情報の入力がすべて完了したら、「Create」をクリックして、コレクションの作成はOKです。
手順④:Createをクリックしてアップロード

コレクションページから「Create」をクリックします。こちらはちょっと入力項目が多いので、順に説明していきますね。

- Image, Video, Audio, or 3D Model:作品をアップロード
- Name:作品の名前
- External Link:作品の紹介ウェブページ
- Description:作品の説明
作品を売りに出す場合は、それぞれ丁寧に決めておきましょう。作品の世界観が伝えてください。

どのコレクションで販売するかの選択です。
先程作成したコレクションを「下矢印」から選択してください。

上記の項目では、作品の詳細を設定できます。
それぞれつぎの通りです。
- Properties:グループ分けの設定
- Levels:ステータスの設定
- Stats:統計情報が設定できる
- Unlockable Content:ロック解除の有無
- Explicit &Sensitive Content:刺激的な作品かどうか
今回は、よく使われる「Properties」について解説します。その他の設定については、初期設定のままでOKです。
Propertiesは、購入者が、フィルタリングする際に設定しておくと役立ちます。「青色の背景の作品がほしい。」みたいな感じですね。

「Type」と「Name」をそれぞれ入力します。
※Typeの項目は、全作品統一してください。

- Supply:限定販売枚数
- Blockchain:売買につかうブロックチェーン
- Freeze metadata:データ凍結の有無
それぞれ設定していきます。
Blockchainは、「Ethereum」か「Polygon」のいずれかを選んでください。初心者には手数料の安い「Polygon」がおすすめ。
「Freeze metadata」は、設定すると分散型のサーバーに画像がアップされます。Openseaが潰れたとしても永久的に作品は残るようになります。
ただし、Freeze metadataを設定する場合は、ガス代(手数料みたいなもの)がかかりますのでご注意を。
すべて入力できたら、「Create」をクリックして作品のNFT化は完了です!お疲れさまでした(*^^*)
NFTアートの作成アプリ【無料のみ】

つぎの通りです。
- その①:8bit painter
- その②:CamScanner
- その③:Ibis Paint x
その①:8bit painter

8bit painterでは、ドッド絵を作成することが可能です。有名な「CryptoPunks(クリプトパンク)」と似たような作品がつくれますよ。
ちなみにぼくも描いてみました

このように、誰でも簡単に作成できますので、ドッド絵を書きたい方にはかなりおすすめです。
その②:CamScanner

CamScannerでは、紙に書いた絵をスキャンすることで、データとして作品を作り出すことができます。イラストを書くアプリではありませんが、結構つかえる(笑)
「紙に絵を書く方が得意!」って方は多いと思いますので、ぜひ試してみてください。
その③:Ibis Paint x

3つ目は「Ibis Paint x」です。
無料アプリなのに、かなり完成度の高いイラストが書けますよ。
ただし、iPhoneではかなり手間のかかるものですので、この機に「iPad」を購入するといいかもです。NFTアートが売れれば、すぐに元は取れると思います。
作ったNFTはOpenseaへ出品しよう!

今回は、NFTアートの作り方についてご紹介しました。
手順はつぎの通り。
- その①:暗号資産取引所で口座を開設する
- その②:MetaMaskでウォレットを作成する
- その③:ETHを購入してウォレットに移す
- その④:Openseaでアカウントを作成
- その⑤:Openseaで作品をNFT化する
NFTアートが作れたら、実際にOpenseaで出品してみましょう。出品方法については、次の記事にて解説しますので、それまで作品を作り込んでおいてくださいね!
それでは今回は以上になります。
NFTアートを実際に購入してみよう
NFTアートを出品する前に、1度NFTアートを購入しておくと、その後に繋がりますので、まずは行動してみましょう。≫NFTアートの買い方を6つの手順で解説|注意点3つ・口コミ